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「日本の兜」大全 - 2016.09.07 Wed

DOLに存在する日本の兜は、
① 日本兜 系
② 変わり前立て
③ 一の谷兜
以上3種類のグラフィックがあります。

色見本を用意しましたので、伊達者たらんとする武士の皆様、つづきをご照覧ください。



① 日本兜(紫、黄緑、深緑)
日本兜
『日本の実用防具製法2巻』より生産(鋳造Rank10)
材料:なめし革x5、純鉄の板金x5、狭織x5
性能:耐久度50、防御力17、必要名声3000

また、生産品「日本兜」の色違いとして次のものがあります。
・武芸者の鉄兜(紺)
武芸者の鉄兜(紺) - コピー
安土城上層の隠し部屋にある宝箱より入手
性能:耐久度60、攻撃力2、防御力20、防御+2、必要名声5000

こちらは鍬形や三日月などの立物(たてもの)が付いていない、実にシンプルな兜です。
しかし、特徴的なのは兜鉢(かぶとばち。頭部を覆っている部分)で、随所に丸いものがぽつぽつとあるのをご覧いただけるかと思います。この丸いものは「星」と呼ばれ、つまるところ、板をつなぎ合わせるために打たれた鋲のことです。したがって、このような形状の兜、いわゆる「星兜」の兜鉢は、複数枚の板がいくつもの「星」でつなぎ合わされて出来ているわけですね。

また「星兜」も、「厳星兜(いがぼしかぶと)」と「小星兜(こぼしかぶと)」の2つに分けられます。
「厳星兜」は星が比較的大きい兜のことで、主に平安時代から鎌倉時代初期にかけて、大鎧や胴丸と合わせて着用されました。その見た目の厳めしい様子からこの名称が付いたと言われています。
一方、「小星兜」はその名の通り、星が小さい兜のことです。鎌倉時代以降、技術力の向上や装飾性・耐久性の志向といった面から、兜鉢を形成する板の数が増えていったのに伴って、星の数も増加し、サイズが小さくなっていきました。室町時代末期には鉄砲や長槍などが台頭しましたが、「小星兜」はそれらに対応するように形を変えて、安土桃山、江戸と、長きにわたって用いられました。

DOLの「日本兜」および「武芸者の鉄兜」は、おそらく「厳星兜」に分類されます。
古風な武士を目指して、胴丸と合わせて着けてみてはいかがでしょうか。


② 変わり前立て(紫、黄緑、桃)
変わり前立て
『日本の実用防具製法2巻』より生産(鋳造Rank14)
材料:なめし革x10、純鉄の板金x5、狭織x10
性能:耐久度50、防御力20、必要名声3000

また、生産品「変わり前立て」の色違いとして次のものがあります。
・変わり前立て(深緑)
安土城深層15階のボス「鎧頭目」がドロップする『ある大名の兜の地図』より入手
性能:耐久度50、防御力20、必要名声3000
まだ持っていないため画像が用意できませんでした;; 入手次第ここに載せる予定です

この奇抜な前立ては有名ですね。
ご存知の通り、上杉家の重臣・直江兼続が着用した兜がモデルです。
「愛」の文字は“Love”ではなく、愛染明王か愛宕権現を表しているという説が有力とされています。
「愛」を支えている三日月状の瑞雲の飾りや、大きな吹き返し(両耳のような部分)も特徴的です。
DOLの「変わり前立て」の兜鉢は厳星兜を模している、というより、ぶっちゃけ①の「日本兜」のグラフィックを使い回してます。が、実際に現存している兼続の兜は、「星兜」ではなく「筋兜」に分類されるものです。
三十八間総覆輪筋兜
これは最上義光が愛用した「三十八間総覆輪筋兜」です。
どうでしょう? 兜鉢に星が見当たりませんね。
板と板をつなぎ合わせる「星」を目立たせず、板の縁をねじり返すことでつなぎ目を筋状に見せる。
これが「筋兜」です。鎌倉時代後期から南北朝時代初期頃に発生しました。

個人的に筋兜が大好物でして、あの兜鉢の曲線を見ているだけで興奮してしまう変態なのですが、是非ともCG制作部の方々にはそこまでこだわっていただきたかった。何なら、コーエーの他の戦国ゲーからそのままグラフィックを持ってきていただいても構わないので、今後も実装を期待していますよ!
ちなみに「愛」の字について、同社の『戦国無双2』開発の際に、兼続の兜が奉納されている上杉神社さんにまったく同じ字体の使用許可を取ったと聞いています。DOLでもそうだったのでしょうか。


③ 一の谷兜(紫、茶、深緑)
一の谷兜
『日本の実用防具製法2巻』より生産(鋳造Rank14)
材料:なめし革x10、純鉄の板金x5、狭織x10
性能:耐久度50、防御力20、防御+1、必要名声10000

「一の谷兜」を含む「変わり兜」は、戦場における自己主張の道具として安土桃山時代に流行しました。
②の直江兼続の兜は前立てが奇抜な筋兜、ということでしたが、「変わり兜」は兜全体の形状が奇抜なものばかりです。烏帽子をかたどったもの、人の握り拳をかたどったもの、猿の顔をかたどったもの、ホタテ貝をかたどったもの、熊の毛をびっしりと植え付けたもの等々……。

「一の谷兜」の主な所有者は黒田長政、徳川家康、秋田実季などです。
特に黒田長政は、朝鮮出兵を経て不仲になっていた福島正則と仲直りをするため互いの兜を交換したそうで、その際に正則からもらったのが「一の谷兜」であると伝わっています。
一方、正則にあげた兜はこちら。
黒漆塗桃形大水牛脇立兜
「黒漆塗桃形大水牛脇立兜」。これもDOLで実装してほしいですね。

「一の谷」の名称と兜の形状の由来は、黒田や福島が生きた時代より400年ほど前。
かの源義経が、平家の本陣に奇襲せん!とその背後の急峻な崖を騎馬隊でもって駆け下りた、いわゆる「一ノ谷の戦い」。これに由来するのだそうです。
皆さんも「一の谷兜」を被って、フレンドの度肝を抜く奇襲を仕掛けられてはいかがですか。



長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
その迷惑料として、①~③のうち生産できるものに限り、タダで差し上げます。
貧乏なのでさすがに全種類とは申せませんが、お気に召したものがありましたら、お気軽に「ダニエル・エドワーズ」にお声がけくださいませ。

ちなみにお気づきでしょうが、色見本で着ていた赤い「胴具足」に合う兜が全然無いんですね;;
強いて挙げるなら、「変わり前立て(紫)」か「一の谷兜(茶)」ぐらいでしょうか……。

それで最近は、リスボンでたまたま安く買えた「天下夢幻の頭飾り(緑)」と合わせてます。
天下夢幻の頭飾り
本当はこれも赤、白、黒、黄あたりが見つかればいいんですが。
ヘタに何か被るよりもこっちの方が、草刈正雄演じる某「表裏比興の者」感があっていいな、と。




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● COMMENT ●

おお♪
兜にとても詳しいのですね♪

真田昌幸っぽいですよ♪ヽ(´▽`)/


こちらのblogがお役に立てれて光栄です!(*≧∀≦*)

>うちだーの御大

好きが高じてオタクかましてしまいましたw
御大もお好きな兜がありましたら、遠慮なく私にご注文くださいまし!

はじめまして|д・) ソォーッ…

密かにプロフィール画像のファンです(●・´艸`・)、;’.・ ププゥ
ヒーも真田さんみてます^^
確かに草刈さんですね^^
これからもリアル分析楽しみにしてます(*^^)v
そしてリンク頂いていきます!
よろしくどうぞ( ^-^)_旦””


>ひーさん

まさかのひーさん! ありがとうございます!!

色々な方の記事でよく登場されるひーさんを、
誠に失礼ながら、この謎の可愛さは何なんだろうと思いつつ見ていましたw

プロフィール画像も褒めていただいて嬉しいです。
「ナルシスト男の自撮りのいけ好かない感じ」が上手く出せたと自負しています!


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ダニエル・エドワーズ

Author:ダニエル・エドワーズ
ワールド:Astraios
国籍:イングランド
爵位:ニ等勲爵士
商会:英・東インド会社
職業:花の憧れ人

ロンドンの銀行の隣で、淹れたての熱いコーヒーを一杯12Dで販売しております。一杯ずつ豆から挽きたてますので、出来上がりまでにお時間をいただく場合がございます。(使用銘柄:ブルーマウンテンNo.1)





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